先日、義弟(妻の弟)の結婚式に出席しました。
最初に升酒が振るわれたのですけど、困ったのが升からの飲み方です。
升の、角からいくのか、縁(フチ)からいくのか、
テーブルのみんなで顔を見合わせてしまいました。
その時は、『飲みやすそうだから角やろ』って思い、
角からいきましたが、後日調べたところ、縁(フチ)からが正しそうです。
親指以外の指で升の底部分を支え、
縁(フチ)から音を出さないようにすする。
気になったので升+グラスのケースも確認しました。
グラスにも升にもなみなみ注がれているやつです。
『もっきり』と言うらしいです。
もっきりには、決まった飲み方というのはないようですけど、
最初にグラスをちょっと傾けて升に日本酒を移動させ、
グラスに注がれた分を飲み、升に入っている分はグラスに移して、
グラスで飲む。
グラスの底は濡れているので、置く場合は升の中、という感じが良さそうです。
スマドリでええねんの時代でもあり、
特に日本酒を嗜まれる方の数が減っている印象ですけど、
升酒が振る舞われる機会があったら思い出してみてください。
(そもそも、角でも縁でも、誰も気にしていないしと思いますけど笑)
なお、結婚式などおめでたい場で使うのにオススメの用紙は、しこくてんれいです!
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ちなみに、件名の一斗二升五合は、
御商売益々繁盛(ごしょうばいますますはんじょう)の意味になりますが、
なんでそうなるかは、以下のAIの解説をご覧ください。
これは 語呂合わせ
になっており、日本酒の容量単位を用いた洒落た表現です。
•一斗(いっと) → 「一升の十倍」 にあたる単位
•二升(にしょう) → 「升」が二つ →
「升升(ますます)」
•五合(ごんごう) → 「合」は「半升」なので、「五合」は「半升」 → 「半升(はんじょう)」
つまり、
「一斗二升五合」=
「一斗(いっと)ますます半升(はんじょう)」
=
「一層ますます繁盛」(商売繁盛の意味)
この語呂合わせは
商売繁盛を願う縁起の良い言葉
として使われます。
それでは、今日も心穏やかに過ごせますように!
次回は2月28日配信の予定です。