この時期になると「三寒四温」という言葉をよく耳にします。
冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉です。
週間天気予報では「今週末が寒さの底です」と言っていたのに、次の週末にはまた寒波がやってきて……
コートを片付けるタイミングに悩む今日この頃です。
こんな時期に役に立つアイテムがあります。
それが、「カシミヤのストール」です。
基本的に脱いだり着たりを繰り返すのがめんどくさいタイプなので、冷房対策の「薄手のカーディガン」や防寒対策の「ストール」といったものに縁がない生活を送ってきました。
(使うかどうかわからないものを持ち歩くぐらいなら多少の気温変化は我慢しちゃいます笑)
しかし、カシミヤ100%のストールを手に入れてからというもの、その暖かさの虜になってしまいました。
カシミヤとはカシミヤ山羊から採れた毛のこと。
平均14~16ミクロンと獣毛の中でも突出した細さが特徴で、毛と毛の間に空気を溜めこむことで高い防寒性能を発揮します。
希少性が高く光沢感のある素材ゆえに「繊維の宝石」とも呼ばれています。
繊維が細いため刺激が少なく、とろけるような柔らかい肌触りは肌が弱い人にもおすすめですよ^^
また、繊維が太く詰まっているウールに比べ、カシミヤは繊維が細いのでとっても軽くて暖かいのも特徴です。
(もちろん、ウールにも「丈夫で暖かい」というメリットがあります♪)
しかしその一方で、カシミヤの人気の高まりに伴い、新たな問題が引き起こされています。
それが、「カシミヤ山羊の過放牧」と「砂漠化」です。
カシミヤ山羊の飼育規模が拡大し、山羊は草を根まで食べてしまうため砂漠化が引き起こされてしまっているのです。
近年、ファッション・アパレル業界でも“サステイナブル”が重要なキーワードになっており、デッドストックのカシミヤニットの糸をほどき紡績し直した「再生素材のカシミヤ」を使った製品も登場しはじめています。
それでも、わたくしぐっさんがカシミヤをおすすめしたいポイントは「長く大切に使える」こと。
服の寿命を伸ばして長く愛用することが、最も責任あるサステナブルな行動だと考えています。
•上質な物を長持ちさせる
•リサイクル素材を選ぶ
•今何が必要なのかを見直す
など……
それぞれが自分の暮らしや考え方に合った方法で、なるべく環境に負荷を掛けない取り組みを考えていきたいですよね。
カシミヤストールから話はだいぶ外れてしまいましたが笑
弊社も持続可能な開発目標(SDGs)を支援する取り組みを行っております。
メルマガでもその取り組みを紹介していけたらいいなと考えておりますので、今後ともキンプリマガジンをよろしくお願いいたします^^
キングプリンターズのSDGsの取り組み
https://kingprinters.com/company/sdgs
次回は、3月31日配信予定です。
その頃にはもう桜が咲いていることでしょう٩(ˊωˋ*)و
今年も桜が見られることに感謝しながら、また次回〜