こんにちは!
キングプリンターズのネイチャー系デザイナー、ぐっさんです٩(ˊωˋ*)و
唐突ですが、今日2月28日は「バカヤローの日」だって知ってましたか?
1953年、当時の首相・吉田茂公が衆議院予算委員会で「バカヤロー」と発言し、これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、衆議院が解散しました。
この「バカヤロー解散」にちなんで「バカヤローの日」が制定されたそうなのですが、誰がいつ制定したのか出自は明らかではないそうです。
なんでも、この日だけは日頃から頭にきていることに対して「バカヤロー!」と叫んでいいとかなんとか。
そもそも、頭にきたときに「バカヤロー!」って叫ぶ人ってどれくらい居るのでしょうか?
関西では会話の中で「バカ」という言葉はあまり出てこないので、「バカヤロー」にあまり馴染みがないのかもしれません。
「バカ」の代わりに、関西人の会話の中で頻繁に登場するのが「アホ」です。
関西では「バカ」=「アホ」ではなく、「アホ」の中には実に様々な意味が含まれています。
•怒りのアホ
•親しみを込めたアホ
•つっこみのアホ
などなど、
アホのバリエーションは豊富です。
「バカだなぁ」と言われると傷つきますが、「アホやなぁ」と言われると何故かすこし得意げになってしまうのが関西人かもしれません笑
しかし!
アホ・バカは単純に東と西で割れるものでもないそうなんです。
関西の某有名バラエティ番組で「アホとバカの境界線を探す」という企画があり、全国を調査した結果、東京では「バカ」→名古屋辺りで「タワケ」→滋賀県との県境にほど近い岐阜県で「アホ」に変化することがわかったそうです。
「方言は京都を中心に同心円状に伝播する」と民俗学者の柳田國男は提唱しており※、面白いことに「アホとバカの分布」も同様の広がり方をしていたのです。
※柳田國男著『蝸牛考』(刀江書院、1930年)
なので、京都周辺の関西地方は「アホ」が主流で、同心円状に同じ距離だけ中心から離れている関東地方や九州地方は「バカ」が主流となるようです。
う〜む、
興味深いですねぇ。
今日は「バカヤロー!」と叫んでもいい日みたいなので、みなさんお住まいの地域の方言で日頃の鬱憤を叫んでみてくださいね笑
それではそれでは、
メルマガ本文へ参りましょう〜(^_−)−☆